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千葉県南房総市のブロガーです。 いろんなブログ内容となってしまってますがよろしくお願いします。

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疾風のファウド 相手に合った戦い方 続き

 僕が住んでいる世界では、
魔法が使える特別な世界なのだけれど、
ただ魔法を使えるだけってだけな単純な世界ではないんだ・・・

君たちが住んでいる世界では、
物理的や科学的、現実的な世界だろうと思うのだけど、
僕が住んでいる世界では、ちょこっと思念の具現化が強い世界かも知れない。

思念の具現化と言うのは、一口に簡単に説明は出来ないけれど、
例えるならば、木を思念で鉄だと思ったり、
鉄を布や真綿だと思ったりしたりする。

・・・でも、現実に木と言う材料を鉄にするのは多分君たちが住んでいる世界では出来ない事はないのだろうけど、
僕が住んでいるこの世界ではそれが出来てしまい、普通だったりする事が出来るんだ・・・





今、僕の前に現実に起きている事象に対して、
僕がこれから行う魔法は、風のチカラを借りて、巨大な虫を近寄らせない方法を思いついた。


ファウド「・・・風の神エウロスよ・・・
     相応の対価と共に我が願い、聞き届けたまえ・・・」

ファウド「エアロプロテクト」

・・・と、僕が詠唱をして発動させた魔法は、
風の結界で、僕の周りを3mほど四方を囲みグルグルと渦巻いていて、
詠唱時間もそんなに長くは無い中級魔法なのだが、
この魔法を維持するのには魔力がどんどん奪われてしまうのが難点な所だけど、
どうやら虫達はこの風の結界に挑もうともせず、僕には目もくれなくなった。

ファウド「もしかしたらこの風の結界が効果があったかも」

と、僕はつぶやきそのまま先に進む事にして、
数メートル歩いてもやはり虫達は僕たちに近寄ろうとさえしなかった。

グリーンランド国王「ファウド君が発動した魔法は、
          どうやら虫達に効果があるようだね」

グリーンランド国王「見事に虫の弱点を利用した魔法は上出来だ」
         「このままなら虫を片付けずに先に行けるね」

ファウド「そうですね、このままどんどん先に進みましょう」


と、僕は国王の語りかけに対し、一言返したのだが、
魔力の消耗は僅かながらあるので、大きな余裕は無いほどなのだが、
このまま先に進むのが一番良いとも思った。
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  1. 2012/11/16(金) 21:03:40|
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疾風のファウド 相手にあった戦い方

門をくぐり、結界の先はやはり森が広がっていて、
外の空間とはまるで違う雰囲気をしていた・・・
そして数歩、森に足を踏み入れた瞬間嫌な感覚の気配がそこらじゅうにただよう。

ファウド「国王、この気配はとっても嫌な気配ですね・・・」

グリーンランド国王「ここから先は危険なモンスターが出るから気を張って置く様に・・・」
        
ファウド「了解しました」

僕は国王に言われた様に気を引き締め、
少しづつ森に入って行くと、
すぐ目の前に無数の大きな虫達が飛んでいて、その虫からも危険な気配がした・・・

国王「あの虫達もモンスターで、危険な生き物だけど、
   最初にファウド君、あの虫達をどうにかして見てくれないか」

ファウド「了解しました」

僕は単調な口調で、問いに答えたのだが、
僕としては先ほどのお店で購入したマジックアイテムを使って見たくてウズウズもしていた・・・
なので早速そのアイテムをあの虫達に使ってみる事にした。


ファウド「ファイヤースピリット」

初めて使うマジックアイテムにより、本来詠唱とかにも時間がかかるのだが、
瞬時に魔法を使えた事に、僕は驚きと嬉しさが同時に湧き出た・・・
そして虫達に放った魔法は、本来当たるはずだと僕は思っていたのだが、
気づかれてしまったのか・・・
簡単に虫達に交わされてしまった。

ファウド「思ったよりも素早い!」

そして今度は僕が放った魔法を交わした虫達が攻撃態勢を取り、
僕をめがけて一斉に飛んでくる・・・

僕はこのままではやられてしまうと思い、
身を守るためにマジックアイテムで風系統の防御の魔法を使う事にした・・・

ファウド「プロテクト・ウインドウ」

この魔法は風の壁を作り出し、
簡単には侵入する事が出来ない魔法で、
虫達も風の壁のおかげで、一度後退した・・・

しかし僕はこの状況はどうして良いやら・・・
僕は虫と戦うのは初めてで、こんなに素早く動けるなんて思っても居なかった。

もし、マジックアイテム無しでこの系統のモンスターと戦っていたら、
僕はきっとやられていたかもしれないが、
この状況で思いつくのは広範囲の攻撃ぐらいなのだが・・・

ファウド「国王・・・この森で広範囲の魔法を使っても良いでしょうか」

グリーンランド国王「構わんよ」
  1. 2012/09/18(火) 16:46:01|
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疾風のファウド 閉鎖された森

僕は初めて見るマジックアイテムに、
何を買ったら良いのだろうと思い悩みながら、
商品に出ている簡素な説明書きをマジマジと見つめては、
次のマジックアイテムに視線を替え、それを繰り返す・・・

お店の中では、それぞれ店員だろうと思われる人が数名に分かれて居て、
お客さん達と話しをする方も多くいる。

僕は初めて見るマジックアイテムばかりで、
簡素な説明書きだけでは良く理解が出来なかったので、
思い切って店員さんと見られる人に聞いて見る事にした。

ファウド「あの~、このマジックアイテムの説明が良く解らないので、
     出来れば教えていただけませんか?」

店員「随分と小さなお客さんだね、
   この店に来るお客さんの中では一番若いかも知れないね。」

どうやらこの方は見た通り店員さんだったので良かったのだけど、
僕はその返された言葉に一瞬喜んで良いのかどうか戸惑ってしまったが、
店員さんは話を続けてくれた・・・

店員「この棚にあるマジックアイテムは、氷属性のアイテムで、
   三段階のものかあるんだけど、
   値段が高くなるほど上位なアイテムになっているよ。」

店員「恐らくお客さんはこの店は初めてだろうから、
   このマジックアイテムがどんなものか解らないのも無理は無いと思うけど、
   普通、魔法を放つ時は詠唱と対価が必要なんだけど、
   このアイテムは詠唱をしなくても、必要な対価を持っているイメージで、
   強く念じるだけで直ぐに魔法を放つ事が出来るんだ。」


僕はその店員さんの話を聞くと、
初めてアイーシャに会った日の事が頭に直ぐに思い浮かんだ・・・

アイーシャが僕の前で凄まじい殺気を放ちながら、
次々と瞬時に下級魔法を打っていたのだが、
もしかしたらアイーシャはこのマジックアイテムを使用していたのかも知れないと思った・・・

ファウド「魔法を詠唱無しで放つ事が出来るんですか・・・
     そんなマジックアイテムがあるなんて初めて知りました。」

店員「この世界では、こう言うマジックアイテムはほんの一部の国でしか製造していないからね。」
  「しかし、持っているだけでは発動出来ない様になっているし、
   自分でちゃんと放つ事が出来ない魔法じゃないとアイテムは使えないんだよ。」

ファウド「なるほど・・・」

店員「それと、このアイテムは使用する術者の魔力に関連して居て、
   同じアイテムを使っても使用者の魔力によってまるで別物になっても居るから、
   これを持って居るからって、油断は出来ないよ。」

ファウド「このマジックアイテムはそんな性能さえ備わっているなんて・・・」


この世界では、普通に同じ魔法を放っても、
魔力によりまるで違って来るんだ・・・

因みに僕が同じ属性の上位魔法を放っても、
師匠の下級魔法と同等なぐらいで、それぐらい違って来るものなんだ。

ファウド「じゃあ、それとソレ、買います、
     丁寧に説明してくれてありがとうございます。」


僕はマジックアイテムを購入すると、
早速僕専用のマジックボックスにしまい込み、
とりあえず火、水、風属性のマジックアイテムも同じ様に買い、
他、数点のマジックアイテムも買って、そのお店を後にした・・・
もちろん国王に感謝の言葉も忘れず。

お店から出て、2時間ほど歩いたのだけど、
人通りも少なくなり、不思議と僕は妙な気配を感じていた。


グリーンランド国王「ファウド君、気づいたかも知れないけど、
          これからちょっと危険な森に入って行くから、気を引き締めてね。」

ファウド「わかりました。」

目の前に大きな門と、どうやら結界に囲われているのだろうか・・・
門番が居て、そこからどうやら森へと進んで行くのだろう・・・
  1. 2012/09/10(月) 15:26:08|
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疾風のファウド、戦いの準備

前回、街に出てから一時間ばかり歩き、
様々な商店街に出て、
不思議な建物の前に立ち、国王が立ち止まった。

グリーンランド国王「ファウド君、ちょっとこの店によって行くから君も付いて来なさい。」

ファウド「わかりました」

どうやらこの建物は表から観たらわからないのだが、
お店だと国王が言うからには、やはりお店なのだろう。
しかし普通ならお店には看板が無くては意味が無いと思うんだけど、
何か訳がありそうだと僕は思った。

グリーンランド国王「この店は一部のものしか入れない、特別な店で、
          この国ゆういつの店でもあるんだ。」
          
グリーンランド国王「そしてこの店に入るには通行証が居るから、
          もしかしたらファウド君が今後また来るかも知れないから、通行証を渡しておくよ」

ファウド「ありがとうございます」

やはり僕が思った通り、このお店には特別な理由があり、
その為に看板も無く、お店の中には門番的な人が居るんだろうと思った。

国王が門番に通行証を見せると、僕達はお店の中に入る事が許された。

お店に入っていくと、店内はとても広く、
様々なお客さん達が商品を物色していた。

僕もその商品に近づき、どんなものか見てみると、
とても珍しいマジックアイテムの様で、初めてみるものばかりだった。

グリーンランド国王「とりあえず今の手持ちは100万ギルあるから、
          この予算内で商品を好きなだけ購入すると良い」
グリーンランド国王「この国でしか生産されていないものだけしか無いから
          大量に購入しておいた方が後々良いと思う。」

ファウド「はい?」

国王の言葉に僕は一瞬聞き間違いをしたと思ったので、
思わずきょとんとしてしまったのだが・・・

グリーンランド国王「予算内の1000万ギル分だけ大量に購入しておきなさい」

ファウド「ありがとうございます、では国王のお言葉に甘えて、そうさせて頂きます」


1000万ギルと言うと、僕が旅をしている理由である「飛龍の涙」が丁度買えてしまう金額なのだけど、
商品を見ていくと、
その目的の「飛龍の涙」も、このお店内に数点展示されて居る様だ・・・
だが今回は購入を避け、値段もお手頃なマジックアイテムを購入した方が良さそうだ。

  1. 2012/09/03(月) 15:55:47|
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疾風のファウド 向かう先は洞窟2

 しばらくして、王が部屋に入り、僕はその場で待っていろと言われたので、
数分ほど待っていたのだが。

グリーンランド国王「ファウド君、待たせてしまって悪かったね、
          ではこれから私も洞窟まで向かうので案内するよ」

ファウド「あのー、王様が案内をしてくれるんですか?」

グリーンランド国王「その通りだよ」

・・・僕はちょっと胃がキリキリしたのだけど、
断る訳もいかず、仕方が無いので王様の指示に従う他無かった。

グリーンランド国王「私の影武者が代わりに玉座に座って
          その他の仕事もしてくれるから安心して外に出られるし、
          たまにこうして変装をして度々街を出る事もあるんだよ」

ファウド「しかし王様一人で外に出るのは危険だと思うのですが、
     大丈夫なんですか?」

グリーンランド国王「一応4人ほど護衛にいつも連れてくのだけど、
          近くだと目立つから遠くから見てもらってるよ」
         「それに一応アイーシャよりは強いから、
          私にそうそう危険な事な事なんてないんだよ」

ファウド「やはり王様はアイーシャよりも強いんですね・・・
     僕はアイーシャの強さを少し知ってるいるのでそれなら安心ですが、
     一国の王として、危険な真似だけはしないで欲しいと思います」

グリーンランド国王「それはファウド君に言われなくてもわかっているよ、
          それにアイーシャに見つかったら大目玉をくらってしまうからね」
          
と、こんな会話を交わしながらいつの間にかお城の外に出てしまい、
城下町に足を踏み入れる・・・


すれ違う城下町の人達は、僕達の方に視線を送る感じに思えるのだけど、
やはり王様の変装がおかしいからなのだろうか、
ふと、僕はそんな事を考えてしまった。


僕は辺りに気配を探ってみたのだけど、国王が言う護衛らしき気配をまるで感じ取れない・・・


グリーンランド国王「気配を探っても、四人ともかなり腕が立つから、
          簡単には気配を出さないよ」


ファウド「そうなんですか?」

この世界では腕が立つ人なら、
気配を探った事さえわかってしまうのだけど、
やはり国王は相当の腕が立つようで・・・

グリーンランド国王「そうだよ、疑ってるみたいだから私が護衛に気配を出す様に、
          ちょっと合図を送ってみるから、ファウド君、気配を探ってみてね」


そう言うと、王様が妙なオーラを放ち、四方に気を送った感じがしたのだけど、
その直後、僕はとてつも無い気配を四方から感じた・・・
そして僕はまるで蛇に睨まれたカエルの様になってしまった・・・


ファウド「痛いほど気配がわかりました」

グリーンランド国王「それなら良かった」


国王がそう言うと、あっという間に気配はまた消えたのだけど・・・
これじゃあまるで僕が監視をされている様で、とてもたまらない気持ちになったのだけど、
考えても仕方が無いので、早く洞窟につくのを祈るばかりだ。


  1. 2012/08/07(火) 17:18:19|
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疾風のファウド 向かう先は洞窟

 翌朝、僕は結構朝早くに目覚めると、
小一時間ばかりたった頃、僕が借りている部屋の扉からノックオンが聞こえた。

執事「ファウド様、お目覚めでしたら朝食の準備が整っておりますので、
   この私が案内をさせてもらいます。」

ファウド「これはわざわざありがとうございます、
     仕度も整っているので、早速ご案内を受けたいと思います」


僕は正直堅苦しいのは苦手なのだけど、
やはり朝食は摂っておいた方が元気になれるし、
とりあえず執事後を着いていくと、程なくして広間に着いた。

そこでは王族の人なのだろうか・・・
大勢の人が座っていて、一番広い場所の先に王様も既に座っていたのだが、
となりの席が空いていて、一見見渡してもアイーシャの姿が無かった。

あろう事か、僕は王様に近い席に座らされたのだが、
会話も出来るし、王様の声も聞こえやすいし丁度良い感じでもあった・・・
僕が席に座るなり、王様が話をし始めた。


グリーンランド国王「今日も良い朝を迎えられて私はとても嬉しく思う」
         「残念なのは我が娘アイーシャは旅の疲れが取れていないので、
          部屋で軽い食事を取ると共に、少しづつ元気になっている様だ」


グリーンランド国王「今日はアイーシャを助けてくれたファウド君も招いての朝食になるが、
          皆もいつもと変わらぬ様、朝食をいただこう」


と言って、王様が食事に手を付けると、
それに後を続く様に周りのみんなも食べ始めたので、僕も遠慮をする事なく、
ありがたい朝食を頂く。


朝食が食べ終わると、ご馳走様ですと一言言って、
僕は王様にちょっとこっちに来てくれないかと言われたから、
僕は王様に従い、王の後を着いていく。


  1. 2012/07/22(日) 11:46:24|
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疾風のファウド

 ほとんどが国王の隣で食事とかをして、
対した会話もしないまま宴のひとときを過ごした。

宴はまだまだ続く様な気配がする中、
僕は食事も取ったし、大満足のまま国王に一言挨拶を済ませ、
用意してもらっていた部屋に一人戻った。

ファウド「僕は未成年だしあんまり長い時間起きているのも失礼だし、
     それにやらなければならない事もある」

僕は独り言を呟く様に部屋の寝室のベットに腰掛けながら話した。


アイーシャから渡された封印石は未だに魔力を吸い取る感覚を保ったまま、
不気味な気配を漂わせているのだけど、
僕はこの封印石を、魔法の力で僕の師匠に送る事にした。



ファウド「僕にはこの封印石がどんなものかわからないけど、
     師匠なら多分わかるかも知れないし、
     このまま持っていても僕の体調もおかしくなってしまうから」

僕はマジックアイテムの本を僕専用の異次元空間から魔力を使い取り出し、
僕と師匠との間にだけ、文通的な事が出来る魔法を唱え、
師匠に現在の状況を綴った手紙と共に、
早速送った。


ファウド「どれくらい掛かるかわからないけど、
     後はきっと師匠が何かの連絡をしてくれるはずだし
     これでひとまず安心した」

僕はまた独り言を呟く様に言って、
ひとまず眠る事にした。

  1. 2012/07/02(月) 11:51:55|
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疾風のファウド 宴の前に

僕は良くわからないまま、
アイーシャが無事に帰還した祝いがある時間まで、
アイーシャによりこのお城を案内されながらのひとときを過ごした・・・

その間、アイーシャの話を聞いていながらのお城めぐりだったのだけど、
アイーシャ・・・そして国王の事・・・
そして国民達の事も、その間に色々話してくれた。

特徴的なのは、国王を筆頭に、民を素晴らしく大事にしている事・・・
そして、アイーシャの様に、一国のプリンセスなるものが命の危険を犯してまで、
かの、解いてはならない封印石の奪還に至っての国のその想いの強さから、たった一人でアイーシャが出向いたのも、
ほとんどの気持ちが国民のを守りたい一心だったのに違いないように思えた・・・


アイーシャ「本当ならすぐにでもこの奪還した封印石を、再度封印したいのだけど、
      私の父上である国王が、わざわざこんな宴を用意してくれたのだし、
      ファウド君も少しは楽しんで来れたら良いと思うわ」

ファウド「うん・・・」


とにもかくにも、とても危険な封印石を抱えたまま、
アイーシャは、僕を歓迎、そして何かから守る様な口調は出会いからは変わらず、
むしろ僕はどんどんアイーシャの心の優しさに何かしら、何かしら・・・

良くはわからないけど、もう僕はアイーシャは悪と言うより、
むしろとても国民の事を思う優しさと気品、そしてプリンセスとしての立場、
・・・ともかく素晴らしい思いやりのある人間だと現時点で感じた。

そんな感じを、会って間もないながら僕は流れから、悪では絶対無いと理解した・・・



僕も案内を楽しみながら過ごしている内に、
あっという間に日暮れが訪れ、祝いの大きな花火が耳に鳴り響いた・・・


僕はアイーシャの語りに、そして案内により、
夜になる間の時間が過ぎて行く時間は心地が良かった。


アイーシャ「申し訳ないんだけど、ファウド君、
      この封印石、悪いのだけど持っていてくれないかな・・・」
     「どうやら私、少し休まないと行けないみたいなの・・・」

アイーシャはそう言うと、僕に封印石を手渡し、
お城の中の一室に案内され、そして自分の部屋に戻っていく様だった・・・

この封印石は、どうやら持っているだけでも魔力が吸い取られる感覚がしたのだけど、
回復魔法で回復したアイーシャとは言え、恐らく相当疲れているのだと感じたし、
魔力だけならアイーシャより僕の方があるから、その方が良いと思った。

そしてアイーシャは残念ながら参加しなかったのだけど、
宴が始まり、僕はその時間を楽しんだ。

  1. 2012/06/18(月) 20:09:29|
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疾風のファウド 威厳がある者達

アイーシャが住んでいるグリーンランドの王族専門の不思議なダンジョンを抜けてからは、
本当に一本道で、何事も無くお城に到着出来た。

僕が見た感じの印象は、どうやらここは正面玄関の様な感じを受けなかったりしたのだけど、
ただ目の前にあるのは何も変哲もない城壁が目の前にある・・・
しかし、アイーシャは慣れている様子で、何の変哲も無い扉に近づく。


アイーシャ「何も無い様に感じるけど、ちょっと不思議な仕掛けがあったりするのよ」


ファウド「何だか不思議な仕掛けがあるんだね」

アイーシャが何の変哲も無い扉に近づき、
何だか色々触っている様だけど、次の瞬間突然、人が余裕で通れる程の通路が壁に開いた・・・
そしてその通路を渡ると、眼前に広がる景色はとても手が行き届いている裏庭?の様に感じた。


ファウド「うわー、とっても綺麗な空間だね。」
    「僕はこう言う景色を観るのは初めてだ・・・」

アイーシャ「私は毎日の様に観ていたのだけど、
      でもこれも、グリーンランドを守っていく上で、見栄えって重要だし、
      専属のお庭係りの手に本当に感謝してるわ」

ファウド「・・・」

ややアイーシャの顔から、曇った様に見えたのだけど、
多分自分の気のせいでは無いと思う・・・

ともかく、裏庭を進み、そしてお城に入り、様々な兵士達と会話をしながら要約たどり着いた謁見の間。
左右にとてもオーラのある兵士達よりも明らかに上の存在であろう方の中間に、
国王と思える姿が見える。

アイーシャ「父上、ただいま無事に解いてはならない封印石を奪還に成功しました」

グリーンランド国王「我が愛しい娘よ、この様な危険な任務を良くぞやり遂げてくれた」
         「そうで無くとも、無事に帰還して来れただけでも、親として、
          そして王としても本当にありがたい事だ」

グリーンランド国王「使いの者から既に話は聞いている、
          ファウド君、私の娘を助けてくれて本当にありがとう」
         「今日はアイーシャが無事に帰還してくれた祝と、君への歓迎の宴を開こうと思う」
         「まだ時間はちょっと早いから、アイーシャ、ファウド君にこの城の案内を知ておいてくれな          いか」

アイーシャ「ありがたきお言葉、ではファウド、宴の時間まで少々あるから、
      ちょっと私がこのお城の案内を少しだけするから付いて来てね」
     「じゃあまたね♪父上♪」


僕は最初は凄く息苦しく想えた神聖な場所に来てしまったのだと思いながら、
僕は自分は何一つ言葉を発する事も出来ず、アイーシャの最後のおヒョロけ具合が僕の緊張感を解きほぐしてくれた。


ファウド「僕はああ言う堅苦しい場所は悔しいけどちょっと苦手だけど、
     アイーシャにちょっと尊敬しちゃった」


アイーシャ「私の父上だけど、国王でもあるから、一応形式の作法ってあるんだけど、
      それ以前に本当の父上だからこそ、気も許せるし、そして信頼もされているの」
     「あの場でファウド君は初見で国王に言葉を発していたら、むしろ危なかったし、
      黙って居てくれたファウド君はとてもしっかりしていらっしゃる師匠の教えのタマモノかしらね」

ファウド「と言うか、僕はあんな緊張をしたのは初めてだったし、
     今でも僕はちょっと怖い感じがするけど、なんだか僕はますますアイーシャって強いなって思ってしま     ったよ」


僕を緊張感から解きほぐしてくれただけでは無く、
僕はアイーシャにこのお城を付きっ切りになって案内してくれているのだけど、やがて日が暮れ、
アイーシャが無事に帰還を祝う宴の時間が訪れた・・・
・・・王様なのに、僕は結構若く思えたのは気のせいでは無いと思ったのは余談になる。

疾風のファウド7 王 イラスト
  1. 2012/06/11(月) 19:59:53|
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疾風のファウド、大きな門番

 僕は前回のガーゴイルの戦いで物凄く精神を消費してしまいながらも、
僕は男なんだからって気持ちで、アイーシャに悟られない様に気を踏ん張っていたりする・・・


ファウド「次はどんな試練があるか僕、楽しみだったりして♪」


アイーシャ「今回は本当に序の口の単なる試練よ?」
     

ファウド「?」


アイーシャ「そしてこれから先が私の試練でもあるけど、
      ともかくファウド君、ありがとう」

ファウド「アイーシャの試練でもあるって事は、一応僕は合格したって事かな。」


アイーシャ「その通り。」



 ガーゴイルの結界が消え、その門をくぐり、僕達はそんな会話を交わしながら道を進むと、
今度は何の変哲も無い木の扉に着いた・・・
そしてアイーシャはその木の扉に手でコンコンと鳴らす・・・



男性の声「合い言葉は?」


アイーシャ「我が国の繁栄は民との手の取り合いによるもの・・・」



 アイーシャが言ったその言葉と共に、
一見なんの変哲も無い気の扉がギーッとゆっくり開かれて行く・・・


男性「アイーシャ姫、ご帰還心よりお待ちしておりました。」
  「無事で何よりです。」


アイーシャ「ありがとう、そしていつも門番ご苦労様。」


 どうやらこの男性はこの木の扉の門番だった様で、
一応の言葉を交わした様だった・・・


門番「私はこのグリーンランドに代々この王家の門番を務めさせて頂いている、
   モーリス・ゲート・エコーと言うものでございます。」
  「よろしければそちらの御仁にお名前を伺えないでしょうか・・・」


 男性は、やや初老で体がかなりガッチリしていて、
とっても大きな体をしていて、身長は僕の倍はあるみたいなんだけど、
僕は一瞬声を掛けられ、戸惑いながらもその問いに答えた。


ファウド「お名前を先に名乗って頂き、ありがとうございます、
     僕の名前はファウド・シリア・ジェントと言います。」

 僕は同時に頭は下げながら丁寧?に答えた。
するとアイーシャが・・・


アイーシャ「モーリス、この子はね、私が本当に危なかった時に助けて貰ったの。」
     「でも、同時に巻き込んでしまったから危険だと思い連れて来てしまったわけなの。」


モーリス「それはそれは・・・
     ファウド殿、アイーシャ姫を助けていただいたとは、私からもお礼を申し上げます。」


 そう言われると、僕はちょっと少し照れくさかった。


ファウド「たまたま通りかかっただけですし、
     当然の事をしたまでなので、言われる程の事でもありません。」


アイーシャ「と言う訳だから、そろそろお父上に報告に行くわね。」


モーリス「足止めさせてしまい、申し訳なかったですが、
     アイーシャ姫、行ってらっしゃいませ。」

アイーシャ「ありがとう。」


 そう言って、僕達はその場を後にし、
ともかくアイーシャが住んでいるお城に足を向けたのだった・・・  

P2012_0606_155916.jpg
  1. 2012/06/04(月) 21:14:15|
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プロフィール

いさばや

Author:いさばや
個人的に、気に入ったものだけを、
厳選して商品を掲載していきます。 
ハーブを栽培し、養蜂も最近になり、はじめました。
本来は、千葉県南房総市にある、個人経営をしている会社のブログですが、ブログの管理人は至って平穏な日常を過ごしていて、これといって特徴の無い日記の様な物を特に更新する様になっていますが、よろしくお願いします。
千葉県南房総市に住んで居ます。

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