やや足早に僕とアイーシャは、
この地に辿り着いた、
どうやら海岸のある岩場に差し当たり、目的の場に着いた様で・・・
アイーシャ「とりあえず、今でも私には追尾魔法が付き纏っているのわ変わりが無いから、
私だけしか知らない聖なる洞窟にとりあえず向かうわね。」
アイーシャはそう言うと、また一段と恐ろしい雰囲気を一瞬出したのだが、
僕は男の子なのだが、それにしても今はアイーシャに付いていくのが精一杯。
僕は沈黙したままアイーシャにただただ付いて行くだけだった・・・
ややあって、僕はアイーシャに導かれたまま、
岩壁に神々しく構える何かの扉にたどり着いていた・・・
アイーシャ「着いたわよ・・・、この扉さえ開いてしまえばとりあえず一時はどんな追捕魔法もシャットアウト出 来るはず・・・」
アイーシャが言った言葉は、やや自信なさげだった様にも僕は感じたんだけど、
僕が今は目の前にしている扉は今は何も無い単なる変哲な一枚岩・・・
しかしとても神聖に感じている所で、
果たして僕何かが立ち寄っていいのだろうかとさえ思う雰囲気を出していたその扉・・・
ファウド「何だかとても神聖な感じがする空間だね・・・」
僕は師匠と共に旅を結構しているのだけど、こんな不思議な感覚を覚えたのは初めてだった。
そしてその雰囲気にのまれながら僕は今の現状を生理しても居る・・・
するとアイーシャは扉の前で突然魔法の詠唱を初めた・・・
アイーシャ「我の名はアイーシャ・プリンシア・フレイミング・・・
エルドラド王国の現在の王の正当なる血を継ぐもの・・・
我が発言は現国王と同じ権限を持つ・・・
この国の存続、そして名誉、そして地位、全てを捨てても今はエルドラド王国の代表としてやらなく てはならない事がある・・・
我が声を聴き届けよ、そして正当なる血を継ぐ者に対し、その力を今示す」
アイーシャ「アイーシャ・プリンシア・フレイミング」
アイーシャが魔法を唱えて居た最中、僕は気づいたのだが、
どうやらアイーシャはやはり僕が思っていた通り通常の人では無いというのは感じはやや的中していた・・・
そして現時点で理解できたのだが、
アイーシャが自分の名前を魔法にしてる事と、中間で挙げられたプリンシア・・・
アイーシャに対して僕が感じている雰囲気は堅苦しいイメージ、
そしてそれ以上に、出会った瞬間・・・
つまり最初に出会った時は倒れていのだけど、それでもとても高貴なイメージがしていたのだが、
名前の中間にプリンシアと置くと言う事はつまり、princess・・・
プリンセスと冠する名を掲げられる王女だと言う事に・・・
アイーシャ「この扉の先は、私が住んでいるエルドラドの民はもちろんの事、
危険な魔族さえ立ち入る事が出来ない、最高機密事項の場所なんだけど、
ファウド君は私、そして代々のエルドラドの長の方が特別に許したものよ♪」
「改めまして、ファウド君、感が良いファウド君の頃だからもう気づいていると思うけど、 私はエルドラド王国の王の血を正当に継いでいるプリンセス、
アイーシャ・プリンシア・フレイミング。」
ファウド「では王女様、改めまして僕の拙い名前を今一度お耳に入れたいと存じ上げます・・・」
「僕の名前はファウド・シリア・ジェント・・・まだ駆け出しのひよっ子サモナーです。」
「プリンセスと存知挙げなかったとは言え、数々のご無礼、申し訳ありませんでした。」
僕はあえてふてくされ気味にプリンセスの言葉に丁寧に返答をした。
・・・しかし同時に、僕は国家間の争いにどうやら足を踏み入れてしまった事を同時に気付いてしまった所でもあり、かなり運が悪いなァって思ってさえもいたりもしていたが、
その扉の向こうの世界はとても不思議で、
最初は緑が広がって居ると思ったら、次はまるで違う空間に入ってしまう迷路の様だった。
- 2012/05/01(火) 21:03:32|
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プリンセス アイーシャの世界に足を踏み込んでしまって・・戸惑い 不思議な世界を見てしまった・・
のですね(^^)
続きが気になりますね
いさばやさんへ
また 続きを書いて下さいね☆ミ
- 2012/05/03(木) 05:30:28 |
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- suzuko #-
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読んで下さりありがとうございます♪
しかし恥ずかしいですね(^^ゞ
アイーシャは王女でした♪
イラストはまだ未熟ですが、一応ちゃんと描いています(〃▽〃)
- 2012/05/03(木) 15:51:09 |
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- いさばや #-
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アダルヴァヴェーダ・・・
suzukoさんも呪文を唱えるのですね♪
過去の記事、拝見させてもらいました^^
しかしこの記事にコメントありがとうございます(^^ゞ
幼稚ですが、毎週水曜日更新をしたいと思っています♪
- 2012/05/03(木) 16:11:21 |
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- いさばや #-
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