実は僕は師匠の元、
通常では立ち入りが禁止されているダンジョンで、
試しの門と言うのをくぐった経験が有り、今回もそんな感じなんだろうと実は感じていた・・・
そんな経験からか、本来入れるはずの無いグリーンランドの秘密の王家の道を歩いているのだから、
僕は当然、無関係の者には何かしらの試練があると思っていったのだ。
アイーシャ「あの赤い結界はファウド君は見えていると思うけど、
その結界の先には私が介入出来ない王家専門の結界になっているの」
ファウド「僕はこの手の結界を何回か見た事があるんだけど、これって試しの門なのかな・・・」
アイーシャ「えー、その通りよ。」
ファウド「僕は実はそういうの嫌いじゃないし、アイーシャの目に僕の実力がどれくらいか伝わればいいかな。」
僕は何回か同じ経験をした事があったので、
結構楽しみにしても居るし、実はこれは模擬試験だとも思っていたりもする。
実は僕は実践訓練みたいでとても楽しみにしている感じでもあったのだ・・・
ファウド「じゃあ行ってくるね。」
僕は結構気軽にいたのだけど、
その結界を進んだら、石化している門番が二体居た・・・
ファウド「・・・え?・・これ・・・ちょっとありえないんだけど・・・」
僕は思わず独り言をツブヤしてしまった・・・
石化している門番というのは、
通常はガーゴイルと呼ばれ、普段は石の形をしているのだけど、
ある法則に乗っ取り、何らかの意思で対象物を殲滅させようとするのだけど、
ガーゴイルは特性としてはピンからキリまで・・・
僕は石化が解け始め、今にも動き出しそうな異形のものに恐怖を覚えてしまいつつある・・・
ファウド「・・・」
その異形な形をしたガーゴイルを目の前にし、
しかし僕は引き下がる気も無い・・・
ガーゴイルの弱点はその見た目により異なるのだが、
実は本来は石で出来ている為、物理攻撃はあまり効果的ではなく、
更にある程度の防御魔法に耐えられる様に作られているのが特徴・・・
普通なら、その異形なるものを目の前にした瞬間、
当然命の終わりと思ってしまう程なのだが・・・
僕は冷静に、石化から解け出し、今にも動こうとしているガーゴール二体を見つめる。
- 2012/05/20(日) 21:17:32|
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ゴーレムみたいなものですね(^^♪
自分も最近中々気力が沸かず、イラストも描けないので、
もうちょっと頑張らなければならないと思いました(;´∀`)
RPG何かでよく出てくる感じのものです♪
- 2012/05/24(木) 19:07:36 |
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