ほとんどが国王の隣で食事とかをして、
対した会話もしないまま宴のひとときを過ごした。
宴はまだまだ続く様な気配がする中、
僕は食事も取ったし、大満足のまま国王に一言挨拶を済ませ、
用意してもらっていた部屋に一人戻った。
ファウド「僕は未成年だしあんまり長い時間起きているのも失礼だし、
それにやらなければならない事もある」
僕は独り言を呟く様に部屋の寝室のベットに腰掛けながら話した。
アイーシャから渡された封印石は未だに魔力を吸い取る感覚を保ったまま、
不気味な気配を漂わせているのだけど、
僕はこの封印石を、魔法の力で僕の師匠に送る事にした。
ファウド「僕にはこの封印石がどんなものかわからないけど、
師匠なら多分わかるかも知れないし、
このまま持っていても僕の体調もおかしくなってしまうから」
僕はマジックアイテムの本を僕専用の異次元空間から魔力を使い取り出し、
僕と師匠との間にだけ、文通的な事が出来る魔法を唱え、
師匠に現在の状況を綴った手紙と共に、
早速送った。
ファウド「どれくらい掛かるかわからないけど、
後はきっと師匠が何かの連絡をしてくれるはずだし
これでひとまず安心した」
僕はまた独り言を呟く様に言って、
ひとまず眠る事にした。
- 2012/07/02(月) 11:51:55|
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先週はアップしたと思ったのですが、
またまた気付いて頂き、ありがとうございます(^^♪
ファウドはどうなるのか自分の中でもわからないのですが、
なんと言っても子供なファウドなので、悪にも善にも染まりますw
- 2012/07/05(木) 19:14:14 |
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